(極楽)浄土宗の開祖、法然サマの展覧会。
展覧会会場の入場前に、「展覧会早わかり映像」(10分ぐらい)をぜひご覧ください!
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平安時代末期、繰り返される内乱や災害・疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。比叡山で学び、中国唐代の阿弥陀仏信仰者である善導(ぜんどう、613~681)の教えに接した法然(法然房源空 ほうねんぼうげんくう 1133~1212)は、承安5年(1175)、阿弥陀仏の名号を称えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生することを説き、浄土宗を開きました。その教えは貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれています。
本展は、令和6年(2024)に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依(きえ)によって大きく発展を遂げるまでの、浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどるものです。
困難な時代に分け隔てなく万人の救済を目指した法然と門弟たちの生き方や、大切に守り伝えられてきた文化財にふれることのできる貴重な機会です。
会期 |
2024年4月16日(火)~2024年6月9日(日)
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会場 | 東京国立博物館 Google Map |
展示室 | 平成館(上野公園) |
住所 | 東京都台東区上野公園13-9 |
時間 |
9:30~17:00
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観覧料 | 一般 2,100円(1,900円) 大学生 1,300円(1,100円) 高校生 900円(700円)
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TEL | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
URL | https://tsumugu.yomiuri.co.jp/honen2024-25/ |
SNS |
展覧会会場の入場前に、「展覧会早わかり映像」(10分ぐらい)をぜひご覧ください!
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桜が散って日も浅いのに夏日になりそうな休日、4月16日から開幕した特別展「法然と極楽浄土」をようやく訪問です。
休日でしたが夕方のせいか、来場者は大分余裕でした。来場予約も無くスルスル入場。
日本で半数近い信者数を誇る浄土仏教…readmore
5.0
「南無阿弥陀仏」という言葉は知っていましたが、詳しくは知りませんでした。
それを堅苦しくなく教えてくれる展覧会です。
書物・仏像・仏画等々、見応えたっぷり!
とても大きな曼荼羅や修復後初公開の早来迎図、国宝もたっぷり見ることができ、
とっても満足(展示替えがあるので、後期も行かないとっ!!)
ただ、最後のフォトスポットである立体涅槃群像。
実際に展示されている法然寺とはちょっと違った展示方法がちょっと残念な気が。
写真が撮れるのは嬉しかったのですが・・・。
5.0
目に水晶を使うのは良く見るけど、
「唇」に使っているのは初めて見た
透明な水晶越しにその向こうのうろが透けて見える
より生々しさ、みずみずしさの演出だ
かと思えば胸のパーツに水晶を使い、
その内側から光る金色の輝きを表した涅槃像もある
なんだこれ
仏教関連、お寺関係の企画展は結構見てきてると思ったけど
こんなの初めて見るぞ?
今回の展示は期待以上に気になるものがいっぱいあった
上記二つだけでなく、例えば
紫檀塗螺鈿厨子
阿弥陀二十五菩薩来迎図
山越阿弥陀図
法然上人涅槃図などはなんかもうどうしたらいいのかわからないインパクトがある
(なにがどうインパクトがあるのかは実物をぜひ見てほしい)
香川法然寺の仏涅槃群像なんか
そのしぐさ感情j表現佇まいの迫力に圧倒されてしまう
なんだよこれ、こんなの見たことないよ…
残念ながらいくつかまだ会場に来ていない仏像があり
これは日を改めてもう一度行かねばなアなどと思うのである
5.0
仏像の丸みのある背中のリアルな雰囲気、建立当初のものと思われる彩色の美しさ、掛軸に描かれている衣の柄の細密さと色の美しさ、どれも素晴らしく、空いている時間帯でしたのでじっくり拝見しました。また、教本の文字や押されていた葵の紋の印、現代の印刷技術のようでした。
毎回思う残念なこと、ハイヒールでコツコツ音を立てて歩く人、スニーカーだけどやたら足音の大きい人、右往左往する人、ものすごく気になります。中には足の調子が悪く致し方ない無い方も居ると思いますが、ほんの少しだけでも他社へ配慮できませんかね。スマホもお願いだこらマナーモードにしてください!
4.0
来迎図、ニ河白道図、法然上人絵伝、浄土三部経、當麻曼荼羅等は全国浄土系寺院に多数伝わり、観る機会も多くそれ程珍しくないが、本展覧会はそれらの最高峰が展示されてます。現存最古の作品、写本や大本山、総本山から作品が出品されてます。目玉は国宝3点、法然上絵伝、綴織當麻曼荼羅、阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)と過去最大級の撮影スポットです。法然以降の弟子の法脈も関連美術品で詳しく紹介されてます。
4.0
法然、良かったです。
法然と浄土宗、その弟子や系譜を中世から近世まで掘り下げる力の入った展覧会です。
県外初公開の綴織當麻曼陀羅と修復後初公開の早来迎が目玉です。
特に早来迎は金と白のパキッとしたコントラストと山水との対比がカッコイイ。
両者が同時に見られる5/6までに一度は来るのが肝になると思います。
法然の涅槃図はもさくて暑苦しい感じが面白い。
本展は金曜土曜の夜間開館は無し。そこまでの集客を見込んでいないのでしょう。
土曜午後でもそれほど混雑せずに結構快適に見られました。
展示室一番最後のエリアが写真撮影可能です。
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