記憶:リメンブランス
―現代写真・映像の表現から

東京都写真美術館

  • 開催期間:2024年3月1日(金)~2024年6月9日(日)
  • クリップ数:17 件
  • 感想・評価:3 件
記憶:リメンブランス―現代写真・映像の表現から 東京都写真美術館-1
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篠山紀信《家 石川県珠洲市》1974年 東京都写真美術館蔵
篠山紀信《誕生日 3歳》 1943年
米田知子《アイスリンク-日本占領時代、南満州鉄道の付属地だった炭坑のまち、撫順》 〈Scene〉より 2007年 東京都写真美術館蔵
グエン・チン・ティ《パンドゥランガからの手紙》2015年 東京都写真美術館蔵
小田原のどか 作家不詳《(上野彦馬翁銅像再建除幕式)》 1951年 東京都写真美術館蔵
村山悟郎《データのバロック- 機械学習のための千のドローイング no.1》2023年 作家蔵
マルヤ・ピリラ 《カメラ・オブスクラ / ルース》〈インナー・ランドスケープス、トゥルク〉より 2011年 作家蔵
崔聡子+蔵原智子《ルース》〈インナー・ランドスケープス、トゥルク〉より 2011年 作家蔵
記憶:リメンブランス―現代写真・映像の表現から 東京都写真美術館-1
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

写真・映像は、人々のどのような「記憶」を捉えようとしてきたのでしょうか。現場で記録するルポルタージュやドキュメンタリーだけでなく、時間や空間が隔てられていても、観る者の感覚を揺さぶり、想像力を拡張させることで目には見えない記憶を伝える試みも続けられました。それぞれが他者の記憶、あるいは時代に刻まれたイメージと観る者自身の記憶とを結び付ける写真・映像の特性を活かしたものでありながらも、作家たちのアプローチは多様です。

本展では、『決闘写真論』(1976 年)における篠山紀信の示唆を起点としながら、高齢化社会や人工知能(AI)のテーマに至る日本、ベトナム、フィンランドの注目される7 組8 名のアーティストたちの新作、日本未公開作を含む70余点を紹介します。

◆ 参加作家
篠山紀信、米田知子、グエン・チン・ティ(NGUYỄN Trinh Thi ベトナム)、小田原のどか、村山悟郎〔コンセプト:池上高志(サイエンス)+ 村山悟郎(アート)実装:Alternative Machine + Qosmo, inc.〕、マルヤ・ピリラ(Marja PIRILÄ フィンランド)、 Satoko Sai + Tomoko Kurahara(順不同)

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年3月1日(金)~2024年6月9日(日)
会場 東京都写真美術館 Google Map
展示室2F 展示室
住所 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
時間
  • 10:00〜18:00
    木・金曜日は20:00まで
    ※入館は閉館時間の30分前まで
休館日 月曜日 
5月7日(火)
※ただし4月29日(月)、5月6日(月)は開館
観覧料 一般 700円(560円)
学生 560円(440円)
中高生・65歳以上 350円(280円)
  • ※( )は有料入場者20名以上の団体、東京都写真美術館の映画鑑賞券提示者、年間パスポート提示者(同伴者1名まで)、各種カード会員割引料金 *各種割引の詳細は美術館公式サイトのご利用案内をご参照ください。各種割引の併用はできません。
    ※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)、年間パスポート提示者(企画展4回まで)は無料
    ※第3水曜日は65歳以上無料
TEL03-3280-0099
URLhttps://topmuseum.jp/

東京都写真美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

東京都写真美術館 東京都写真美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

存在しない記憶が揺さぶられる

どこかにいる誰かの記憶がそこにある写真、作品、映像の展覧会。
展示数が少ないので物足りなさがあるけど、
じっくり、ゆったりと見て回れて面白かった展覧会です。

3.0

記録と記憶の境界線にあるもの

記録と記憶の境界線にあるのは文脈なのでしょうか。

私と同世代の米田知子さんの作品。樺太や朝鮮、旧満州の風景・光景。これといった切り取りもない、ハイキー気味の淡さ、明るさが印象に残る。ただし。。。何故かおちつかない映像だ。明るいのに、明るくない。何故なのか、超大判のプリントに映るヌケ感高い青空に、ヌケ感高い空気を感じられない。それが、見る側にとって、歴史という文脈が作用しているのか。映像への五感の反応と文脈理解の前後関係は、どちらが先なのか。正直言ってわからなくなってしまいました。

篠山紀信さんの1976年アサヒカメラ連載の作品群。昔の家の中、きれいに片付けた部屋に残る生活感。厳密にいうと、既にそこに生気はなく保存された状態の生活感だ。四隅を黒シャドーに落とし中央部をピンホールのように浮き上がらせられると、見る者としては覗いている感がある。閉じ込められ経過した時とプライバシーの要素が、ここでは記録と記憶の境界線に在る文脈なのでしょう。

村山悟郎さんの、AIでの映像生成シミュレーションの作品。ごめんなさい、私には難解すぎでした。

3.0

APAアワードオススメ

リメンブランス、まあまあです。
米田知子は良かったです。あとは映像とインスタレーションとかで。
どうも写美のこの手の展示とは相性が悪いようです。
最近写真好きになったのでもっと過去の名作とか古典が見たいのです。
篠山紀信を除いて写真撮影可能。

地下で開催しているAPAアワード2024のほうがずっと良かったです。
こちらは写真だけで勝負していて企画展の作品より惹かれるものが多かったです。
川内倫子みたいなカラーの浮遊感のある写真など気になりました。
一点を除いて写真撮影可能。APAアワードは3/10まで。

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篠山紀信《家 石川県珠洲市》1974年 東京都写真美術館蔵

篠山紀信《誕生日 3歳》 1943年

米田知子《アイスリンク-日本占領時代、南満州鉄道の付属地だった炭坑のまち、撫順》 〈Scene〉より 2007年 東京都写真美術館蔵

グエン・チン・ティ《パンドゥランガからの手紙》2015年 東京都写真美術館蔵

小田原のどか 作家不詳《(上野彦馬翁銅像再建除幕式)》 1951年 東京都写真美術館蔵

村山悟郎《データのバロック- 機械学習のための千のドローイング no.1》2023年 作家蔵

マルヤ・ピリラ 《カメラ・オブスクラ / ルース》〈インナー・ランドスケープス、トゥルク〉より 2011年 作家蔵

崔聡子+蔵原智子《ルース》〈インナー・ランドスケープス、トゥルク〉より 2011年 作家蔵

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